iPadの電源が入らない!起動しない原因と対処方法を紹介!

iPadは、プライベートやビジネスなどさまざまなシーンで使用されています。必要なときにiPadが起動しないトラブルが起きた場合、故障した可能性を疑うユーザーも多いのではないでしょうか。
iPadが起動しない原因は、バッテリー切れやOSの不具合などさまざまな原因が考えられますが、場合によっては故障ではなく、適切な対処法を施すことでiPadが起動する可能性も高いです。
残念ながらiPadが故障した場合は、正規修理店や一般の修理店などに修理を依頼しましょう。この記事では、iPadが起動しないときの原因と対処法をわかりやすく解説します。iPadが起動しない原因と対処法iPadが起動しない原因は、主に次の通りです。
原因その1:バッテリーの充電ができていない原因その2:OSに不具合が起きている原因その3:iPad 熱を発している原因別の対処法が複数の場合もあるため、まずは原因を探ってiPadが正常に起動するまで試してみましょう。
それでは、iPadが起動しない原因と対処法をひとつずつ詳しく解説します。
原因その1:バッテリーの充電ができていないiPadのバッテリーが充分に充電できていない場合、起動しないことがあります。そのため、iPadが起動しないときにはすぐに故障を疑わず、まずはいつも通りの方法で充電を試してみましょう。
Appleの公式サイトによると、iPadの画面が真っ黒な状態やフリーズした状態で起動しない場合、充電に1時間程度かかることもあるとされています。このほかには、次のような方法で対処できることがあります。
【対処法1】ACアダプタやケーブルを確認する
いつも通りの方法でiPadを充電したと思っていても、接続機器のトラブルで正常に充電できていないことがあります。例えば、iPadの充電に必要不可欠なACアダプタやケーブルです。
iPadが正常に充電できていない場合、ACアダプタやケーブルに異常がないかチェックしてみましょう。通常は、iPadの充電を始めて数分立つと本体の温度が上昇します。
iPadに直接触れて温度が上昇しているようであればACアダプタにトラブルは発生していません。また、ケーブルが断線している場合や端子部分に汚れがある場合は、正常に充電できないことがあるので買い替えたり掃除したりして対処しましょう。
【対処法2】充電元を確認する
バッテリーの充電が十分にできていない場合、充電元に問題があることも考えられます。充電元のコンセントが次のような状態になっているときには、正常に充電できない可能性があります。
【パソコンのUSBポート】
iPadをパソコンのUSBポートに接続しても、残念ながら充電はできません。なぜなら、iPadにはパソコンを介してデータが盗まれるのを防ぐために搭載されているセキュリティ機能があるからです。
正常に充電するためには、パソコンと接続した後にiPadの画面で「このコンピュータを信頼しますか?」の「信頼」をタップする必要があります。
【車や新幹線の充電ポート】
移動中に充電したい場合、車や新幹線の充電ポートを使用すると便利ですが、新幹線のコンセントは抜けやすい特性があるだけでなく、電力が安定していない可能性もあります。
電力が不安定なのは、車の充電ポートも同様です。このような場合は電力供給が安定せずに充電が正常に行われない可能性があります。
【対処法3】純正品のACアダプタやケーブルを使用する
iPadのACアダプタやケーブルは、純正品以外も販売されています。非純正品はリーズナブルな価格が多い傾向にあるため、購入する方も多いでしょう。
しかし、非純正品のケーブルは、iOSを最新バージョンにアップデートすると使用できなくなることがあるので注意が必要です。
iPadが正常に充電できないトラブルを回避するためには、純正品を選ぶようにしましょう。
原因その2:OSに不具合が起きているiPadが起動しない場合、OSに不具合が起きている可能性も考えられます。OSは、iPadの操作を正常通りに動作させるためのシステムです。OSに不具合が起きている場合、次のような状態となりiPadが正常に起動できなくなります。
画面が真っ黒になるAppleのロゴマークが表示されたままフリーズリンゴループするOSに不具合がある場合は、次の方法で対処できる可能性があります。
【対処法1】強制的に再起動する
OSの不具合でiPadが起動しないと疑われる場合、強制的に再起動すると改善されることがあります。強制的に再起動する手順は、ホームボタン搭載モデルとホームボタン非搭載モデルで異なります。
【ホームボタン搭載モデルの場合】
「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に長押しAppleのロゴマークが表示されたらボタンを放す【ホームボタン非搭載モデルの場合】
「音量を上げるボタン」を押して素早く放す「音量を下げるボタン」を押して素早く放す「電源ボタン」を長押しAppleのロゴマークが表示されたらボタンを放す
【対処法2】リカバリーモードでアップデートする
OSの不具合が原因でiPadが起動しない場合、リカバリーモードでのアップデートを試してみましょう。リカバリーモードとは、バックアップの復元や初期化、アップデートなどが行える機能です。
この対処法は、起動中のフリーズやAppleのロゴマークの表示でのフリーズ、画面が青色・赤色になるなどの症状に効果的です。iPadをリカバリーモードでアップデートする手順は、次のとおりです。
【ホームボタン搭載モデルの場合】
iPadとパソコンを接続パソコン上でiTunesを開く「iPad」を選ぶ「ホームボタン」と「電源ボタン」または「電源ボタン」のいずれかを同時に押すパソコン上でモードが切り替わるまで長押し「アップデート」をクリックソフトウェアのダウンロード開始アップデート完了
【ホームボタン非搭載モデルの場合】
iPadとパソコンを接続パソコン上でiTunesを開く「iPad」を選ぶ「音量を上げるボタン」を押して素早く放す「音量を下げるボタン」を押して素早く放す再起動するまで「電源ボタン」を長押しパソコン上で「アップデート」をクリックソフトウェアのダウンロード開始アップデート完了
【対処法3】リカバリーモードで初期化する
OSの不具合が原因でiPadが起動しない場合、リカバリーモードで初期化すると改善されることがあります。
ただし、初期化すると工場出荷状態になるため、iPadに保存されているデータがすべて消えるので注意が必要です。
iPadをリカバリーモードで初期化する手順は、次の通りです。
【ホームボタン搭載モデルの場合】
iPadとパソコンを接続パソコン上でiTunesを開くiPadとパソコンの接続を一旦解除iPadの「ホームボタン」を押しながらパソコンと再接続iPadの画面がリカバリーモードに切り替わるパソコン上で「復元」をクリック「復元と更新」または「復元とアップデート」をクリック「次へ」をクリック「同意する」をクリック初期化の開始iPadにロック画面が表示サインインして「続ける」をクリック画面に「新しいiPadへようこそ」と表示初期化完了
【ホームボタン非搭載モデルの場合】
iPadとパソコンを接続パソコン上でiTunesを開く「電源ボタン」と「ホームボタン」を長押しiPadの画面がリカバリーモードに切り替わるパソコン上で「復元」をクリック「復元と更新」または「復元とアップデート」をクリック「次へ」をクリック「同意する」をクリック初期化の開始iPadにロック画面が表示サインインして「続ける」をクリック画面に「新しいiPadへようこそ」と表示初期化完了
【対処法4】DFUモードで強制的にOSを修復する
iPadが起動しないときには、DFUモードで強制的にOSを修復することで改善されることがあります。DFUモードとは、iOSを更新したり復元したりする方法です。
この方法はリカバリーモードで初期化する方法と同様に、iPadに保存されているデータがすべて消えるので注意が必要です。また、正規の対処法ではないため、自己責任で行いましょう。
DFUモードで強制的にOSを修復する手順は、次のとおりです。
【ホームボタン搭載モデルの場合】
iPadとパソコンを接続パソコン上でiTunesを開く「電源ボタン」を長押しAppleのロゴマークが表示「電源ボタン」を押したまま「ホームボタン」を5秒以上長押し画面が真っ黒になる「電源ボタン」だけを放すパソコン上で「iTunesはリカバリーモードのiPadを見つけました。」と常時「OK」をクリック画面の案内に従って操作を進めるOSの修復完了
【ホームボタン非搭載モデルの場合】
iPadとパソコンを接続パソコン上でiTunesを開く「音量を上げるボタン」を押す「音量を下げるボタン」を押す「電源ボタン」を長押し画面が真っ黒になる「電源ボタン」を押したまま「音量を下げるボタン」を5秒以上長押し「電源ボタン」だけを放す「音量を下げるボタン」を10秒以上長押しパソコン上で「iTunesはリカバリモードのiPadを見つけました。」と表示「OK」をクリック画面の案内に従って操作を進めるOSの修復完了
原因その3:iPadが熱を発しているiPadは本体が熱を発していると正常に起動しないことがあります。これは熱暴走と呼ばれており、内部の部品が放熱できなくなった状態です。熱暴走はiPadのCPUやバッテリーに負荷がかかり過ぎたときに起こりやすくなります。
また、真夏で気温が高いときにiPadを車内に長時間放置した場合、本体の温度が上がって起動しないトラブルにつながることも少なくありません。
【対処法1】熱を冷ます
iPad本体が熱を発している場合、放熱させて冷ますことが大切です。カバーやケースを付けていると放熱を邪魔するため、まずは取り外しましょう。iPadのバッテリーは急な温度変化に弱いため、冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やすことはNGです。
風通しが良くできるだけ涼しい場所にiPadを移動させ、自然に温度が下がるのを待ちましょう。
【対処法2】プログラムのリセット
何らかの原因でシステムが暴走していたり、バックグラウンドでアプリが稼働しすぎていたりすると、CPUに負荷がかかりすぎてiPad本体が熱くなることがあります。そのような場合は、稼働を止めない限り温度は下がりません。
CPUの負荷を軽減するためには、端末を強制終了してプログラムやシステムをリセットする必要があります。ただし、システムが稼働している最中に強制終了すると、データの破損などのトラブルが発生するリスクがあるため注意が必要です。
強制終了は前述した再起動の方法と同じですので、ホームボタンの有無に合わせた手順で行ってください。
原因その3:iPadが水没している水没したことが原因でiPadの電源が入らなくなることもあります。完全に水中に落とすだけではなく、水がかかるだけでもトラブルが発生する可能性があるため、本体が濡れていないか確認しましょう。
濡れた状態で通電すると内部がショートするおそれがあり、復旧できなくなるほど深刻なダメージを与える危険性があります。
早急に適切な処置を行うことで改善する場合もあるため、水没した際の対処法をしっかりと確認しておきましょう。

電源を切る
タブレットバッテリーが水没したときは、ショートによるダメージを避けるために、まずは速やかに電源を切ってください。電源を切っている状態であれば起動してはいけません。

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