富士通、26時間駆動のロングバッテリーでも1kgを切る13.3型ノートPC「CH」

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は11月14日、13.3型ノートPC「LIFEBOOK CH」シリーズの新モデル「CH75/H3」を発表した。11月16日に販売を開始する。価格はオープンで、店頭予想価格は200,000円強。

LIFEBOOK CHシリーズは、四辺狭額縁デザインの軽量13.3型ノートPC。今回発売する新モデルは2022年12月に発売した「CH75/G3」の後継モデルで、メモリやストレージ容量の強化と、富士通ノートPCバッテリー駆動時間の長時間化が図られた。

ディスプレイはアスペクト比16:10で解像度は1,920×1,200ドット。重さは998gと1kgを切り、持ち運びやすい軽さになっている。キーボードはテンキーレスの86キーで、上部のファンクションキーは音量/明るさチョ説、マイクオンオフなどの種機能を割り当てたホットキーとして動作。キーは指の力に合わせ、2段階の重さに調整されている。

メモリは16GB、ストレージは512GB。プロセッサは従来ラインナップしていたCore i7モデルを省いたCore i5モデルのみとなり、搭載CPUは従来の第12世代Core i5-1240Pから、UプロセッサとなるCore i5-1235Uに変更している。

バッテリー駆動時間は約26.1時間で、従来の約19.8時間から大幅に伸びた上、USB Power Delivery対応のモバイルバッテリーによる充電にも対応する。カラーは従来と同じベージュゴールド、モカブラウン、クラウドブルーの3色を用意。本体は、約76cm高さからの落下試験や自転車振動試験、約35kgの一点加圧試験、約200kgの全面加圧試験をクリアし、高い耐久性を持つ機能面では、オンライン会議時に肌を補正する「Umore」、指紋認証付き電源ボタンを備えるほか、新たにPCの各種操作をスマートフォンの画面からリモートコントロールできる「FMVコントローラー」を搭載した。

FMVコントローラーは、スマートフォンからPCに文字入力したり、動画サイトの閲覧操作をしたり、PowerPointのプレゼンテーション操作したりできる機能。QRコードの読み取りによりPCとペアリングし、同一ネットワーク内にPCとスマートフォンを接続することで使える。一部の既存モデルでも、ソフトウェアアップデートにより11月中旬をめどに使えるようになる予定だ。

また、FCCLのPCを会話で操作するアプリ「ふくまろ」は、ChatGPTに対応する機能強化が行われ、従来の一問一答形式ではなく、人と会話するような自然な対話形式で会話できるようになった。

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