自分でのiPhoneのバッテリー交換は絶対NG【違法や故障リスク有り

皆さんはご自身でiPhoneの「バッテリー交換」をしたことがありますか?
近年では、iPhoneの分解方法や修理方法を解説している動画やブログが増えてきました。


中でもiPhoneのバッテリー交換は「簡単に行える」、「通販サイトでパーツを容易に手に入れることができる」と紹介されているサイトもあり「iPhoneは自分で容易に修理ができる」と感じているユーザーも多いのではないでしょうか?


しかし、自分で交換を試みたところ起動しなくなった、他のパーツを破損してしまったというトラブルに遭遇し「スマートドクタープロ」に相談されるケースも年々増加傾向にあり、簡単そうに見えて実はリスクのある修理でもあります。
今回の記事では、総務省登録修理業者「スマートドクタープロ」が自分でiPhoneを修理することをおすすめしない理由を事例などを交えながら説明した上で、修理したいときはどこで修理をするべきかについて解説していきます。


そして、この記事を最後まで読んでいただければ、iPhoneのバッテリー交換をできるだけ安く修理することができ、壊すことなくまた快適に使えるようになります。

1.【注意】自分でiPhoneのバッテリー交換をすると違法になるかも?「iPhoneを自分で修理すると違法になるかもしれない」と聞いたことやインターネットで見たことがある人がいるかもしれません。
総務省登録修理業者「スマートドクタープロ」などの適切な修理業者が適切な方法で行うiPhone修理は違法になることはありませんが、修理の仕方や修理後の使い方によっては違法になってしまうことがあるので注意が必要です。
以下で詳しく説明させていただきます。

(1)技術基準適合証明マークについて
iPhoneやWi-Fiルータなど、無線を発する機械には「技術基準適合証明マーク」というものがついています。
略称で技適マークとも呼ばれています。
今現在お使いのiPhoneにも付与されており、「設定アプリ」から「 一般」→「 法律に基づく情報および認証」から確認できます。
この技術基準適合証明マークというものは、電波法に定められた基準に適合していることを証明するもので、技術基準適合証明マークを取得している無線機器は、「技術基準適合証明マーク」を本体に直接印字またはiPhone携帯電話のバッテリー のように画面上に表示させることが義務付けられています。
少し難しい内容かもしれませんが簡単に説明すると、技術基準適合証明マークとは使用する無線機から違法な電波が出ていないことを表しているマークで、端末のどこかにマークが表示されているということです。
この技術基準適合証明マークは、普通に使っている分には効力を持ち続けますが、故障したときに修理やパーツ交換をすると改造とみなされ、改造した端末は「技術基準適合証明マーク」の効力を剥奪されてしまいます。


その為、法律ではiPhoneを「改造」した段階で技適マークを消去する義務が生じます。ただし上述したようにiPhoneの技適マークは電子表示になっているため、実質消去するのは不可能です。
一般ユーザーや、後述する「登録修理業者」以外の修理業者がiPhoneを分解・改造することは、技適表示の除去義務違反に該当する危険性があるのです。
技術基準適合証明マークを取得していない端末で電波を発することは電波法違反となり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。
更に、テレビや緊急車両のなどの公共の電波を妨害した場合には、より重い罪である重要無線通信妨害罪となります。重要無線通信妨害罪に該当した場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金が課せられます。
妨害事例としては、以下のような事例が挙げられています。
火災を招いたり、業種によっては迷惑を被る内容もあるので、注意が必要です。

電子機器(OA機器等)が誤作動する。点火システムに電子回路を用いた石油ストーブが誤作動する。漁業用無線が使用できなくなる。電話の通話や有線音楽放送に雑音が入る。 前述した通り、自分で修理すること自体が刑罰の対象となるわけではありませんが、自分で修理した端末から電波を発すると電波法違反となることに注意が必要です。
なお、技適については総務省のホームページでも詳しい解説をご確認していただけますので、参考にご覧ください。
(2)街の修理屋は電波法違反していないのか?ここまで読んで頂いた方の中には、「街の修理屋(非正規修理)は電波法違反ではないのか?」と不安に思われた方はいないでしょうか?
電波法違反しているのかどうかは、街の修理屋が総務省登録修理業者であるかどうかで変わってきます。


総務省登録修理業者の登録を行っていない場合には、前述したように改造行為となるため電波法違反に該当する可能性があります。
しかし、総務省登録修理業者の登録を行っている場合は、電波法第38条の44第3項で技術基準適合証明マークを引き続き表示できるという資格を有しており、修理を行っても改造行為にはならないため安心・安全で使用できるといえます。
先ほどお話しした「技適表示の除去義務違反」は、上記に関わる法律違反ということです。
なお総務省登録修理業者とは、以下のページで詳しく解説していますので参考にご覧ください。
(3) 電気用品安全法が守られているか確認できないPSEマーク
※写真は、電気用品安全法の規制対象として取り扱うことになりPSEマークです。

次に電気用品安全法について説明します。
最近では減ってきた事例ではありますが、数年前までは度々バッテリーの発火事件がニュースで話題になっていたことがあります。
そこで経済産業省によりモバイルバッテリーやiPhoneのバッテリーなどを電気用品安全法の規制対象として取り扱うことになり、PSEマークを取得していないバッテリーの取扱はできなくなりました。
このPSEマークとは、印刷すればいいというものではなく、世界共通の規格に定められた安全性についての検査をクリアしたものにだけ表示が許されます。


「電気用品安全法」や「PSEマーク」については、以下のページでもそれぞれ解説していますので、参考にご覧ください。
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皆さんはご自身でiPhoneの「バッテリー交換」をしたことがありますか?
近年では、iPhoneの分解方法や修理方法を解説している動画やブログが増えてきました。
中でもiPhoneのバッテリー交換は「簡単に行える」、「通販サイトでパーツを容易に手に入れることができる」と紹介されているサイトもあり「iPhoneは自分で容易に修理ができる」と感じているユーザーも多いのではないでしょうか?


しかし、自分で交換を試みたところ起動しなくなった、他のパーツを破損してしまったというトラブルに遭遇し「スマートドクタープロ」に相談されるケースも年々増加傾向にあり、簡単そうに見えて実はリスクのある修理でもあります。
今回の記事では、総務省登録修理業者「スマートドクタープロ」が自分でiPhoneを修理することをおすすめしない理由を事例などを交えながら説明した上で、修理したいときはどこで修理をするべきかについて解説していきます。


そして、この記事を最後まで読んでいただければ、iPhoneのバッテリー交換をできるだけ安く修理することができ、壊すことなくまた快適に使えるようになります。

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