Intelが「世界最速のモバイルプロセッサ」としてモバイル向け第12世代Coreプロセッサを発表

Intelが家電見本市「CES 2022」に合わせて、「Alder Lake」のコードネームで開発されてきた第12世代Coreプロセッサのモバイル向けシリーズを発表しました。Intelによれば、このモバイル向けの第12世代CoreプロセッサHシリーズは「世界最速のモバイルプロセッサ」だとのことです。

第12世代Coreプロセッサのうち、デスクトップ向けのシリーズはすでに2021年10月に発表・11月に発売済み。今回発表されたのはモバイル向けのもの。

モバイル向けは性能別に「Hシリーズ」「Pシリーズ」「Uシリーズ」の3つに分かれています。

Hシリーズは、従来製品比で40%高速化した「世界最速のモバイルプロセッサ」であり「世界最高のモバイルゲーミングプラットフォーム」だとのこと。

以下は、SPEC CPU 2017のベンチマーク結果。第11世代CoreプロセッサHシリーズ最上位モデルであるCore i9-11980HKの消費電力45Wのときの数値を基準の100%としたものです。Hシリーズの最上位モデルであるCore i9-12900HKはAppleのM1 Maxより高速だそうです。

Ryzen 9 5900HX・Core i9-11980HK・Core i9-12900HKで各種ゲームプレイ時の性能を比較したグラフ。Core i9-11980HKの値が基準になっていて、Core i9-12900HKは最大で28%高速になったことが示されています。なお、使用されたGPUはNVIDIAのGeForce RTX 3080。

このほか、Adobe Creative CloudやAutodesk、Blender、CrossMark Creativity Scenarioの使用時にも、Core i9-12900HKは高い性能を発揮したことが示されました。

なお、「Core i9-12900HKはM1 Maxより高速である」というプレゼン資料に対しては、「ある条件において高速なのは事実かもしれないが、モバイル向けである以上、電力効率も考慮した方がよいのでは?」などのツッコミがなされています。

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